いい男といい女の定義

いい女の定義やいい男の定義

いまこの定義については色々なところで様々なところで求められており、
世の中にもたくさんの記事で溢れている。

「いい女になるために」「いい男とは」
なんて文字をよく見かけることも、かなりふえた。

よく見かけるのは

「いい女は月1以上、美容院へ行く」
「いい女はお会計の時にお財布を出すフリをする」
「いい女は早起きして白湯を飲む」
「いい男はLINEのやりとりに絵文字を使わない」
「いい男はスーツもいいものを」
「いい男は小物にこだわる」

などなど。

どれもこれも納得するものが多いし、
たしかに素敵な方が行なっている行動とも思う。

ただこれが出来ていないからいい女やいい男ではない、というのは少し違うと私は思っている。

まだ私が10代の頃、上記のものに全て当てはまっている

一般的ないわゆる「いい男」とお付き合いしていたときのこと。

お金も持っている、顔も良い、スタイルも良い、高級車に乗り仕事までカッコいい、ファッションセンスも悪くないしいい匂いもする。おまけにメールに絵文字なんてもちろん入れない。

ちゃんと鼻毛も出ていないし口も臭くなかったし、仕事にも非常にしっかり取り組んでいた。

いわゆる「女子に人気のさわやかなハイスペックいいおとこ男子」
とはこの人のようなことなのだろうなぁと感じていた。

昔から友人関係も広く、自分のやりたいことや仕事に夢中だったわたしは、
恋愛よりも自分が優先、というのが自己流のスタイルだった。

しかし、彼と付き合いだした途端、友人関係はおろか自分の専念するべきことにも手がつかなくなった。

原因はもちろん、さきほどの「女子に人気のさわやかなハイスペックいいおとこ男子」だ。

彼のことは大好きだったし、否定するつもりもまったくないのだけれど

デートのたびに色んなところに連れだしてくれて、夜遅くまで毎日のように会っていた。

ディナーもセンス良いところを調べてくれてデートのたび素敵な所へ行くし、
これ食べな、あれ食べなと色々美味しいものを教えてくれた。

記念日には必ず素敵なレストランを予約してくれて、朝からお迎えに来てくれて、夜中まで一緒にいた。

まだ付き合って数週間で10代の私に突然プレゼントされたのは10万円以上するお揃いのカギの形をしたネックレス。

「キミの心のカギを開けたくて」

だなんて、外国育ちだからか歯がゆくなるようなセリフもたくさん言ってくれた。

私がそれをつけて学校へ行くと

「それ可愛い!どこの?いくらくらい?」

「なんてブランドか忘れちゃったけど、高いみたい、10万円くらいだって」

「えー!」

友達たちからは
「いいなぁ、彼氏がいい男で。」
と、たくさん言われた。

でも私は3か月たったあたりでデートを断るようになった。

私の生活スタイルに合わないと気づいたのだ。

「あのね。ごめんね、お友達とも会いたいし、学校の宿題もきちんとやりたいし、
おうちで自分のこともしたいし、
会うペースを少しゆっくりしたいな。
なんか疲れちゃって…毎晩夜まで遊んでいたら、お肌の調子もあんまりよくない気がして」

と伝えたら、彼は怒った。

「せっかくいい思いさせてあげたのに」

この時なんとも言えない気持ちに私はなったのだけれど、彼の私への好意に対しては感謝しかなかったので「ごめんね」とだけ伝え、
そのままお付き合いは続行した。

けれど、彼は私が友達に会ったり、自分の学業に専念していることを彼はおそらくよく思わなかったのだろう。

ケンカをするようになった。

「なにしてるの」
と頻繁に連絡が来るようになり、

学校帰りに突然迎えに来てくれたり、私の学業へのアドバイスやダメなところもたくさん教えてくれた。

もし、今の私があの頃の私になったらとっても嬉しかったのかもしれない。

でもその頃の私は

「連絡するのめんどくさいな」

「お友達と帰りたかったな」

「私のやりたいようにさせて欲しいよ」

と常に思っていた。

常にそれを考えていると、やはりそのことで頭がいっぱいになり、私は次第に余裕がなくなり、彼と離れたくなってしまった。

若さゆえか、離れたいと思ったらもうそちらにしか考えが向かない。

好きなところはたくさんあるけれど、
みんなから羨ましがられる好意をたくさん受けているとしても、とにかくその頃のわたしには合わなかった。

彼と会うたびに疲れてしまって、
どんどん覇気のない顔になるし
友人関係は狭まり、
学校でも先生に心配される始末。

「これでは私はダメになってしまう。」

私は彼にごめんなさいと伝えて、数ヶ月の思い出に幕を閉じた。

この彼との話を聞いて、
「もったいない!!!」
と思う方ももちろん、いるでしょう。

私も彼との思い出や経験がなくて、
もし私の友人が同じことで悩んでいたら

「なんでだめなの?少し遊ぶ回数減らすとかじゃダメなの??好きなら我慢すれば?」

などと言ってしまったかもしれない。

でも、私には彼が合わなかったし、彼も私が合わなかった。

このブログのいちばん最初に例えた女性や男性を見た時に「素敵」と思う方も、もちろんいると思いるけれど逆を返せばそうではない方も必ずいる。

自分とお付き合いしてみたら、余計にそう。

「いい女」「いい男」というのはその人と付き合うあなた次第で、あなたが決めること。

一般的に見ても周りの友人達から
「いい男」「いい女」と言われても、

そんなのあなた自身がパートナーがいい男なのか、いい女なのかを決めたら良い。

あれから私は指標とするものの一番は、

「その方とお付き合いをしているときの自分がどんな自分になっているか」

を意識して、すべての人間関係を進めるようにしている。

特に恋愛では心の大きな部分を掴まれてしまうので

・会っていない時に不安になって仕方がない

・自分のことを好きでいてくれているか心配

・遊ぶ時にごちゃごちゃ言われて友人関係が狭まる

・仕事のときにしつこく連絡が来て集中できない

・何かと卑下されて自信がなくなっていく

あなたがもしこんな自分になっていたら、要注意。

例えイケメンでも、お金持ちでも、LINEが淡白でカッコよくても、スーツや小物が素敵でも、
その男性はあなたにとってはいい男じゃない。

いくら美人で月に一度の美容院を欠かさず髪の毛が艶々でも、早起きで白湯を飲んだり、きゅんきゅんさせてくるあざとい技をたくさん持っていたとしても、
その女性はあなたにとっていい女じゃない。

あなたにとって最高のパートナーとは、
「あなたが最高でいられるように居てくれる」
パートナーだと、私は思う。

もちろん、どちらかが我慢している場合もあるので、それは自分自身も気をつけているべきだなぁと、私は思う。

思いやりや愛情を持ちながら人と付き合えば、相手も思いやりを持ってくれることが多い。

相手が思いやりを向けてくれたら、こちらも感謝して同じように思いやりを相手へ向けたくなるし、愛情を表現してくれたら、こちらも同じようにそうしたくなる。

それがお互いできるようになると、お互いにとって良いパートナーになっていくのだと、私は思う。

キラキラした方の生活の裏側には、
その人1人のポテンシャルというのも、大いにあり得る。

だけれど、私が見てきた内側から輝く人たちの隣には、大抵の場合、
信頼し合えている良いパートナーがいるように思う。

そんな信頼をおけるパートナーに失礼のないように、自分も信頼あるその人のパートナーになろうと努める。

これでその方がさらに魅力的に、素敵になっていっていると、私は思う。

そんな人たちを見ると、私はいつも

「いい男だなぁ」
「いい女だなぁ」

と、思う。

いい女やいい男の定義っていうのはないとも思うけれど、

「いい女やいい男とお付き合いしたら、自分までいい女やいい男になる」

というのは正しいと思う。

コメント

  1. […] → 実際の記事 […]

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